豊胸するなら効果を持続させたい!一生ものの豊胸手術とは

小さな胸をコンプレックスに感じている人は、豊胸手術を受けてでも理想のバストラインを手に入れたいと考えるでしょう。しかし、豊胸手術の中には、効果の持続期間が限定されているものもあります。そこで、どうせ豊胸手術を受けるなら半永久的に効果を持続させたいという人のために、一生ものの豊胸手術をご紹介しましょう。

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一生効果が持続する豊胸方法

豊胸手術には、ヒアルロン酸注入、シリコンバッグ挿入、脂肪注入という3つの方法があります。ヒアルロン酸注入は、ヒアルロン酸を注射器で注入するだけの簡単な手術であるため、傷も残らずダウンタイムも必要ないと人気の方法です。

手術時間も20分から30分程と短いのもメリットです。しかし、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、効果の持続期間は2年から3年ほどとなります。定期的に注入し続けなければ、理想のバストを持続することはできません。

一方、シリコンバッグ挿入と脂肪注入は手術に1時間以上かかりますが、一生効果が持続する豊胸方法となります。

シリコンバッグ挿入

シリコンバッグ挿入は、シリコンバッグを大胸筋もしくは乳腺、胸筋膜の下に挿入して豊胸する方法です。アンダーバストの下もしくは脇の下を数センチ切開し、そこからシリコンバッグを挿入します。アンダーバストの下を切開した場合、仰向けに寝ると傷が見えてしまいますが、脇の下を切開した場合は、脇のしわと融合して傷跡はほとんど目立ちません。

シリコンバッグはテクスチャーや形、大きさも様々なタイプが用意されており、理想の大きさや形、触り心地に近いバストに形成できます。左右の乳房の大きさが異なる場合も、挿入するシリコンバッグのサイズで調節できるのも魅力です。

シリコンバッグはヒアルロン酸のように体内に吸収されることもなく、一度豊胸手術をすると半永久的に効果が持続します。術後は痛みが3日から1週間ほど続きますが、腫れや内出血は2週間程で解消され、シャワーなら翌々日、入浴も1週間後から可能です。

3週間程でスポーツもできるようになります。費用は挿入するシリコンバッグの大きさや切開場所などによっても異なりますが、50万円から80万円が相場です。

シリコンバッグ挿入のメリット・デメリット

シリコンバッグ挿入のメリットは、2カップ以上大きなサイズに豊胸できることがあげられます。他の豊胸方法では1度の手術で最高でも2カップ弱までしか豊胸できませんが、シリコンバッグ挿入なら最大6カップほど豊胸することが可能です。

一度の手術でグラマラスなバストを手に入れることができます。シリコンバッグのデメリットは、挿入するシリコンバッグのタイプによっては触り心地が硬くなることです。マッサージをしっかり行えば柔らかく仕上がりますが、怠けると硬くなることもあります。

また、シリコンバッグは一度挿入すると効果が半永久的に持続するものの、放置しているとバッグの経年劣化によりカプセル拘縮や破損を起こすリスクもあるため、10年に1度のペースで定期健診を受けることが推奨されています。

定期健診でバッグに劣化が見られた場合は、新しいバッグに交換したり、取り出したりと、適切な処置をすることが必要です。そのほか、シリコンバッグは乳がん検診のマンモグラフィーで押さえつけると破裂する恐れがあるため、受けられないことがあります。

脂肪注入

脂肪注入は、お尻やお腹などのいらない脂肪を吸引し、その脂肪を精製して胸に注入する豊胸方法です。脂肪吸引は細い管を使って行われるため、大きな傷跡は残りません。脂肪注入は注射器を使って行うため、ヒアルロン酸注入と同様に傷が残らないのが特徴です。

注入した脂肪は全部がバストとして定着するわけでなく、50%程が体内に吸収されてしまいます。そのため、定着率は40%程となるのが一般的です。しかし、より定着率の高い脂肪幹細胞を注入することで、定着率を80%程にあげることも可能です。

一度定着した脂肪細胞は、その後はバストとして半永久的に定着します。脂肪注入の手術時間は、脂肪吸引をする時間も含まれるため2時間から3時間かかるのが一般的です。術後はそれほど痛みもなく、1週間程で腫れや痛みが解消します。

術後3日でシャワー、2週間後から入浴も可能になりますが、2か月程は激しい運動は禁物です。脂肪注入の費用は吸引する脂肪の量によっても異なりますが、80万円から120万円が相場です。参考リンク...大阪豊胸

脂肪注入のメリット・デメリット

脂肪注入のメリットは、豊胸できるだけでなく部分痩せも可能なことです。お腹やお尻などの気になる脂肪を除去し、胸へと変換することができます。その反面、痩せ型の人は吸引する脂肪が無いため、向いていない豊胸方法といえるでしょう。

また、シリコンバッグのように異物を挿入するのではなく、自分の体から採取した組織を注入するため、アレルギー反応などの心配がないのもメリットといえます。注射器で注入するため注入場所も自在で、胸の谷間を作りたいなら胸の内側に、リフトアップしたいなら胸の上部に、グラマーな印象にしたいなら外側に注入するなど、理想の形に形成できます。

脂肪注入のデメリットは、注入できる量が限られていることです。定着率が低いなら注入する脂肪の量を増やせばいいと考えがちですが、一度に大量に注入すると定着しなかった脂肪が体内で壊死し、しこりとなってしまうことがあります。

壊死した脂肪が石灰化することもあり、乳がん健診を受けた時にがんと間違われる可能性もあります。2カップ以上の豊胸を望む場合は、数回に分けて注入する必要があるでしょう。

豊胸手術を受けるクリニックの選び方

一生ものの豊胸手術を受けるためには、手術を受けるクリニック選びも大切になります。豊胸手術は医師の技術やデザイン力によって見た目に大きな違いが出てくる手術なので、慎重に選ぶ必要があります。シリコンバッグ挿入をするならシリコンバッグ挿入の名医が在籍しているクリニック、脂肪注入をするなら脂肪注入に定評のあるクリニックを選ぶなど、手術方法に合わせたクリニック選びをすることも大事です。

美容整形の口コミサイトなどでクリニックの評判をチェックするほか、いくつかのクリニックのカウンセリングを受けてみて、クリニックやスタッフ、医師の対応や雰囲気を比較して決めるのが賢明でしょう。